布編みの“布編み館” -Since 1991-

北欧がルーツ?- 6月 10th, 2019 -

 かつて、「三つ編みマット」という技法が有りました。それは、先ず①3本取りで三つ編みする ②円・だ円・ハート型等の作りたい形にぐるぐると成形する ③糸でとじ合わせる、、、とってもとってもたいへんな作業! でも、手作り感あふれるすてきなマットが手芸関連雑誌にちりばめられておりました。1980年代頃だったでしょうか? 帰国後、「なんで、我が国には無いの?日本のどこかに無い筈は無い?!」と、探し始めました。ありとあらゆる手作り関連本、手芸品店、メーカーのホームページ、、、無い! ならば、「赤毛のアン」に出てくる敷物は? 違う様子なので、フランス系ルーツではなさそう。ベニシアさんのおうちにも見当たらないので、イギリス系でもない。ターシャ・チューダーさんの本にも出てこないのでやっぱりアメリカ系ルーツにも非ず。この事は、在ヒューストン時(1990~1992)我が国で言う「公民館」みたいな役割の身近にあるチャーチ(教会)で毎週集う60歳前後のネイティブ(現地の人)に現物を見せて尋ねたけど、誰も「見たことも聞いた事も無い」と仰ってた。ヒューストン近郊の大きな手芸店を探してもテキストも何も見つからなかったし。ついでだけど、「型紙」が充実してたっけ! 次、ドイツ大使館に、メールで問い合わせてみた。と、「Flicken Teppichと総称する、古布で敷物をこさえる色々な技法は伝統的にある」らしいが、巨大なかぎ針自体はご存知ないとのこと。そこへ、数年前のTV「世界ふしぎ発見」北欧バルト3国を旅する野々すみ花元タカラジェンヌが、最後シーン、或るお家の広いリビングで親戚ファミリー一同揃っての記念写真撮影の光景、皆が佇むそこに敷かれている大きな大きな円のラグが!!!   TVの映像ではありますが、生活の中で普通に使われている光景を目の当たりにしたのは、後にも先にもその瞬間だけ、多分まちがいありません! 野々すみ花さんに直接お話しを聞きたい衝動は今以て変わらないほどですが、、、。
 きっと、綿布だけじゃなくて、毛糸のセーターも、鮮やかな民族衣装も、ボロが出る度に編み足されて、もっともっと広くなるのでしょう。 こんな重宝な道具が有るからこその、身近で気楽なハンドメイドを楽しめてます。

アーカイブ- Archive -